米粉・小麦粉スコーン焼比べ【乳製品無】レシピ

スコーンは材料も比較的少なく、作り方もとっても簡単ですね。

ただ、簡単なレシピだからこそ配合や焼き時間など難しいですよね。

一般的には小麦粉で作ることが多いですが最近は小麦粉以外の米粉や大豆粉などで作るレシピもあります。

今回は「米粉」と「小麦粉」で出来上がりがどう違うのかを比べてみました。

また、今回はバターや生クリームなど乳製品を使わないレシピです。風味を出すために「酒粕」をプラスしていますが量が少ないので酒粕の香りはほとんどしません。酒粕が苦手な方にもおすすめです。反対に酒粕の風味をもっと出したい場合はヨーグルトを減らして酒粕を増やしても良いと思います。

手作りのメリットは好みの味にできること!お好みの味や食感を見つけてください。

レシピ

材料

① 薄力粉 米粉 米粉
A 薄力粉 100g 強力粉 20g ベーキングパウダー 4g 天然塩 一つまみ きび砂糖 8g A 米粉 90g 片栗粉 30g ベーキングパウダー 4g 天然塩 一つまみ きび砂糖 8g A 米粉 90g 片栗粉 10g アーモンドプードル 20g ベーキングパウダー 4g 天然塩 一つまみ
ココナッツ油 25g ココナッツ油 25g ココナッツ油 25g
B 酒粕ペースト 15g ヨーグルト 30g 卵 1/2個 B 酒粕ペースト 15g ヨーグルト 30g 卵 1/2個 B 酒粕ペースト 20g ヨーグルト 30g 卵 1/2個 はちみつ 10g

今回使った米粉はこちらです→製菓用米粉 / 1kg TOMIZ/cuoca(富澤商店) 米粉 お菓子用国産米粉

酒粕ペースト:同量の酒粕と水を耐熱容器に入れてラップをし電子レンジで30秒ずつ加熱しなめらかなペースト状にしたものです。スコーンに使うときは冷めたものを使ってください。

 

作り方

  1. Aはそれぞれ計量しボールかビニール袋に入れる。 Bを小さい器に入れてフォーク等で混ぜて冷蔵庫で冷やしておく。 ココナッツ油を計量し冷蔵庫で冷やし固めておく。
  2. フードプロセッサーにAの粉類と冷えたココナッツ油を4等分にして加え混ぜる。 粉類がしっとりすればOKです。
  3. 冷やしたBを入れてさらに混ぜる。
  4. 粉っぽさが無くなればOKです。
  5. 打ち粉として薄力粉や米粉をしいたバットに生地をひとまとめにして伸ばす。 厚みは1.5~2㎝がちょうどよいです。
  6. お好みの大きさにスケッパーや包丁でカットし、余った生地は丸める。
  7. 190度に予熱したオーブンで12~15分焼き、網にのせて粗熱を冷ます。

 

感想

①薄力粉 中はふわふわ、外はカリッと。 米粉より膨らみがよい。
米粉 パサつきあり。 色は薄力粉より白い。
米粉 米粉より水分量を増やしたためパサつきは無し。 中はふわっと、外はカリッと。 米粉なら③のレシピがgood!

 

今回使った米粉・ココナッツ油

粒子が細かくお菓子作りに使いやすい米粉です。

無臭タイプのココナッツ油なのでココナッツが苦手な方にもおすすめです。パウチタイプなのも扱いやすくてよいです。

まとめ

薄力粉で作るスイーツのレシピをそのまま米粉に置き換えると、思った仕上がりになりません。

ほとんどの場合、油や水分の調整が必要となってきます。

 

こちらに、米粉スコーンの配合を変えて、レシピを改良したものをのせてます。 アーモンドプードルを大豆粉やココアに置き換えたもの、ココナッツ油と米油の焼き比べをしました。

米粉スコーン実験つづき